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出雲 三四六; 根本 正弘*
JAERI-Tech 2002-025, 12 Pages, 2002/03
癌治療に用いられるサマリウム-153の比放射能測定に関し、製品のサマリウムの簡便な定量技術を検討した。この方法は、アルセナゾIIIを利用した吸光光度法である。照射済の酸化サマリウム試料を1M塩酸に溶解したのち、その一部を採取してpH3.2でアルセナゾIIIと混合し、混合液の652nmにおける吸光度を測定した。その結果、サマリウムのモル吸光係数は6.610Mmmで、繰り返し分析精度は約2%であった。また、製品の製造中に混入しやすい鉄,亜鉛,銅等の不純物の分析に与える影響を明らかにした。
樋田 行雄; 渡部 和男
分析化学, 42, p.T43 - T47, 1993/00
ホウ酸メチル蒸留分離/クルクミン吸光光度法を用いニッケル基耐熱合金中の酸可溶性及び不溶性ホウ素の分別定量について検討した。酸不溶性ホウ素回収のための口過材としては、ろ紙では5種Cが、メンブランフィルターでは孔径が0.45m以下のものが適当であった。試料溶液を蒸発濃縮する際のホウ素の揮散防止には、グリセリンの添加が極めて効果的であった。検討した方法をいくつかのニッケル基耐熱合金に適用した。酸可溶性及び不溶性ホウ素定量値を足し合わせた値は、別途定量した全ホウ素定量値と良く一致した。
Y.Li*; 加藤 義春; 吉田 善行
Radiochimica Acta, 60, p.115 - 119, 1993/00
吸光光度法と定電位電解法を併用する手法を用いて、過塩素酸溶液及び炭酸ナトリウム溶液(0.2~1M,pH10~11)中のNp(VI)、(V)、(IV)及び(III)の酸化還元挙動を調べた。これをもとに、炭酸塩溶液中で種々の酸化状態のネプツニウムイオンの調製法を開発した。Np(VI)/Np(V)の酸化還元反応は炭酸塩溶液中でも可逆であり、過塩素酸溶液中と比べて酸化還元電位が、より負側に移動することから、ネプツニウムイオンが炭酸錯体を形成することが明らかになった。この酸化還元反応で関与するネプツニウム種はNpO(CO)とNpO(CO)である。Np(IV)のNp(VI)への酸化電位は溶液のpHと炭酸塩濃度に大きく依存する。
木原 壮林; 安達 武雄; 橋谷 博
Fresenius'Z.Anal.Chem., 303(1), P. 28, 1980/00
UO中のO/U比を簡便に測定する方法を開発した。UOを強リン酸で溶解し、そのまま溶液の吸収スペクトルを測定する。544および310nmでの光吸収よりU(IV)およびU(VI)量を求め、O/U比に換算する。本法によると、O/U比が2.001から2.67までの試料について0.0002の精度で測定できる。溶解中の空気や強リン酸中の水の量の影響についても調べた。GdやDyなどの添加成分は測定を妨げない。
村田 幹生; 木谷 進
Journal of Nuclear Science and Technology, 9(10), p.622 - 623, 1972/10
抄録なし